2018年01月12日

首里城 御後絵 おごえ

お正月に首里城にいって御後絵の復元を見てきました。
おごえ とは琉球の王の肖像画です。

首里城 御後絵 おごえ

王様が亡くなってから描く肖像画なので琉球の絵師にとって一番の大仕事だったはず。
紅型も絵師がデザインしていたし、絵師に関わる物やその時代の物は全部見ておきたい。
何か紅型に繋がる事柄があるかもしれないから。

御後絵は、紅型と違ってすごくいろんな色が使われていた。
顔料も色々使っている。同じ顔料を紅型に使わなかったのはなぜだろう?
私はなぜ紅型には緑青(ろくしょう)が使われていなかったのか常々不思議に思っている。
御後絵にも使われている。日本でもよく使われてるし、うーんなんでかな。

紅型の復元にかかわっているせいか、復元している人の大変さも感じた。
描くだけじゃなくて、顔料の選択から使い方から何から何まで研究、実験繰り返したはず。
これ3年かかったんだって。3年でよくできたなー。
細かい筆遣いもすごいなー。瞳をかいた人緊張しただろうな〜プルプル。

詳しくはこちらをみてね。祭祀道具の展示の絵もすごくかわいかったです。
http://oki-park.jp/userfiles/files/pdf/shurijo/event/1712_ogoe_saishi.pdf

首里城でも面白い展示をよくやるので今年は年間パスポート買うべきかなー。





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